絵は文字よりもモノを言う

~ 絵はイメージを広げる効果がある ~
プレゼンの中で、『この商品のターゲットは「女性の30代」です』、と文字で書くとプレゼンを受けた人はどう思うでしょうか。
20代はどうなの?40代は含まれないの?と思いながらも、「30代の女性がターゲットだ」と考えます。
この表現を絵で表現したらどのようなイメージを与えられるでしょうか。
30代女性の絵は場合によって、20代に見えたり、40代に見えたりします
明確ではありませんが、絵のタッチや女性のファッション、ヘアスタイル。そして全体の雰囲気からハイセンスな人がターゲットなんだなとか、都市生活者だなという所まで理解できます。
絵は文字よりもはるかに情報量が多いのです。
そして、絵を見ているともっとイメージが膨らみます。
もしかしたらハイティーンもいけそうだとか、もっと他のターゲットにも受け容れられそうだ、といったアイデアが浮かんできたりします。
絵は見る人の解釈によって様々にイメージが広がります。
なので感性的な情報を伝えるプレゼンには、分かりやすい「絵」や「イメージ写真」を使うと良い結果につながります。
逆に「結論」を伝える時は、文字で伝えると、結論づけられます
イメージを広げたいときは絵、決まりごとを伝えるときは文字。
提案書のページの目的に合せて絵と文字を使い分けていきましょう。